機械設計が好き

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軌道エレベータの材料

2006-05-15
ついにと言うべきか、やっとと言うべきか軌道エレベータの構造材に使える
カーボンナノチューブの連続生産方法が開発された

次世代炭素素材、生産効率100倍以上に向上

しかも、カーボンナノチューブで作られる炭素繊維の強度向上に
必要な純度も高い状態で連続生産出来るすぐれた方法だ。

まず、使われるのは宇宙航空分野からだろうな
直径1mmで100kg以上の荷重に耐えられるということは
127.4kg/mm2以上の引っ張り強度を持つ材料になる

これは、金属材料の持つ機械的性質を超えている。
ちょいと有名なチタン合金より機械的に強く、軽く、熱にも強い
まさに、航空機向けの材料に求められる要件を満たしている
このカーボンナノチューブを使って
本当に軌道エレベータを建設するようになれば量産効果で
炭素繊維の価格は、今より下がるだろう

価格が下がれば市場が広がり、今まで使いたいが価格がネックとなって
使用出来なかった製品にも使えるようになる

例えば、一般的な輸送機械、電車や自動車の車体などに使用すれば
車体の重量が軽くなるからエネルギーの節約になる。

他にも、鉄筋より強度もあって軽い性質だから建築に使用すると
建物の重量が軽くなって強度もあがるから、さらなる高層化ができる

そして、究極の高層化が軌道エレベータだ

さらに、カーボンナノチューブは工学材料だけでなく
医療の分野でも将来利用されようとしているのをご存知だろうか?

炭素は人体を構成する主要元素のひとつであるせいか
カーボンは人体になじみやすいから、欠損した人体の修復を行う再生医学の方で
カーボンチューブを使った血管再生のテストが行われている

ひょっとすると、いよいよ、鉄器文明が終焉を迎えようとしているのかな?

将来は、セラミックなどの焼結系かカーボン繊維などの高分子系か
どっちが主流になるのだろうか?
Posted by blueprint at 12:42:46 │Comments(0)TrackBack(0)

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