一体何を加熱するかというと砲弾の発射ガスを加熱します。
通常、装薬の膨張速度は火薬の化学反応に依存いているが
その発射ガスにエネルギー追加して膨張速度をあげて砲弾の
初速を上げようという方法である。
問題点はエネルギーの充填速度。瞬間的に発射ガスに
エネルギーを与える必要があること。
装薬を充填する薬室の温度が高くなるので、
適切な装薬の開発も必要です。
発射のトリガーそのものに電磁誘導やマイクロ波を
利用しようとする動きもある。
液体装薬砲は読んで字の如く、砲弾発射用の装薬に
液体を使うもので、発射ガスのエネルギーを上げよう
というより、装薬カートリッジを廃止して給弾システムの
簡素化を図ることも目的として開発が進んでいる。
誤解されているようだが、薬室に液体を注入するのではなく
ディーゼル等の燃料噴射のように高圧でスプレー状に
噴射して点火する。
前記の電磁過熱と組み合わせて研究している所もあるようです。
とにかく、資料が不足している。
この方面は弾道弾防衛と言うより、新型の車載砲の研究分野で
あまり情報がオープンされていないと見るべきか
研究者が少ないと考えるべきかも不明なところです。
取り合えず弾道弾の防衛方法の話は次回で終わりの予定です。